今回は、小児歯科専門医である小倉実里先生がスタッフ全体に向けて「小児口腔発達機能」について勉強しました。
お子様における口腔機能発達不全のチェックをした場合、下記のような様子があります。
・(咀嚼機能)咀嚼時間が長い・短い、偏咀嚼
・(嚥下機能)舌の突出
・(口音機能)口唇閉鎖不全
特に口唇閉鎖不全(口ポカン)は口呼吸のクセがつく可能性が高まります。
口呼吸になると百害あって一利なしと言われるぐらい、さまざまな症状を引き起こします。
風邪をひきやすい、アレルギー疾患、むし歯や歯周病の発生に影響し、
歯並びにも影響します。
口ポカンになっている子は注意が必要です(鼻疾患がある場合は鼻疾患へアプローチすることも重要です)
口呼吸のクセがある子は、普段からできるガムトレーニングがおすすめです。
トレーニング中のチェックポイントは下記です
舌の正しい位置を身につけるトレーニング方法です。ガムが苦手な子はこちらのトレーニングもおすすめです!
舌は上顎にピッタリついてる状態が正しいです。口腔内に隙間がなく、鼻呼吸が自然とできている状態です。
その舌の先を上顎のスポットにつけてストローを3番目の歯(犬歯)の後ろあたりで軽く噛んで、唇を閉じます。そのまま30分間、テレビや本を読んでリラックスします。
見た目は地味ですが、10分閉じるだけでも結構しんどいです。
ぜひ、お子様も大人もトレーニングしてください。
歯並びは見た目だけではなく、体にさまざまな影響を与えます。倉橋歯科医院は普段からできるトレーニングで健康になることをお伝えしております。
お気軽にご相談ください。