こんにちは!倉橋歯科医院の広報担当森川です!
5月に倉橋歯科医院にて講師を招いて普段の歯磨きで使う「歯磨き粉」について研修がありました。とても興味深い話が聞けたのでシェアしたいと思います。
毎日の歯磨きで成分を体内に吸収することを考えたことはありますか?口腔内の粘膜は肌よりも成分を吸収します。
お口から食べ物を食べて体内に取り込むので口腔内の環境は全身の健康と大きく関係します。口腔ケアに意識を向けることで身体全体の健康を得ることができると考えています。そのためには歯磨き粉の成分も気をつけたほうが良いと言えますね。できるだけ歯磨剤(歯磨き粉)を選ぶときはなるべく人工添加物が少ない自然由来の成分を使うと良いです。
今回の研修では天然由来成分を多く使った歯磨き粉としてB+が紹介されました。
化石サンゴや、ヤシ油、玉ねぎの外皮、ハッカなど18種類の天然成分が使われてるようです。合成界面活性剤、湿潤剤、合成甘味料、防腐剤は不使用。
与那国島の化石サンゴを原料として精製したコーラルアパタイトは歯の再石灰化を促し、歯質を強化。ステインや歯垢(プラーク)・細菌・重金属などを吸着し除去する効果が期待できます。またミネラルが豊富で、歯から溶出したミネラルの補給も行うようです。
タマネギ外皮に含まれるケルセチン組成物は虫歯菌への抗菌効果、生理活性効果、抗酸化作用、抗アレルギーなどの効果が期待され現在も研究が進められてるようです。
柿渋に含まれる消臭、殺菌、抗菌効果があるカキタンニン。悪臭成分と化学的に結合し、別成分に変化することで悪臭成分を元から断ち、口臭などを予防する効果があります。また雑菌やウイルスを寄せ付けなくする殺菌・抗菌効果も。
とても興味深い研修内容で、このような天然由来成分の歯磨き粉があることが知れて有意義な時間でした。私も幼い頃は母から歯磨き粉を使うなと言われ、毎日塩で歯磨きをしていたことを思い出しました笑
倉橋歯科医院では「お口の健康は、全身の健康」ということで患者様の「健口」を目指して毎日診療しています。しかしながら、ひとりの患者様を毎日診ることはできません。そのため毎日の歯磨きが大切。ということをお伝えしています。治療の前には歯科衛生士がブラッシングのチェックをします。
また、口に入れるもの、体内に入るものは特に安心安全なものを提供したいと考えています。今回は歯磨き粉のお話でしたが、これからもより体に良いもの、体に良い治療ができるよう勉強を続けていきたいと思います。
当院では歯周病、知覚過敏等、患者様の症状に合わせた歯磨剤を処方しています。
今回紹介したB+(ビープラス)も取扱始まりました!
受付、衛生士にお気軽にお声がけくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます。