口腔粘膜疾患について勉強会を開催しました。
私たち倉橋歯科医院は歯の治療だけではなく「お口の健康を守る」ことだと考えています。
白板症、紅板症、血管症、ニコチン性口内炎などは口腔癌に転移することがあるので、症例を確認しながら、スタッフ全体の知見を深めていきます。
今回は主に以下について確認しました。
<口腔粘膜について>
舌癌や悪性黒色腫などがある・・・易出血性の潰瘍があると口腔癌の可能性がある
全身疾患を発見する・・・潰瘍があると白血病、平滑舌の場合は貧血の可能性
慢性の内科的疾患を疑う・・・重度の歯周炎の場合は糖尿病、口内炎の増悪はビタミンB欠乏症の可能性
歯周炎や義歯性か粘膜固有の疾患・・・歯周炎の増悪か天疱瘡の可能性
<注意が必要な症状>
1.2週間以上同じ部位にある発赤のある硬結は注意
2.全身疾患に関連する口腔粘膜の症状があるので注意
口腔チェックをするときに歯科衛生士も一緒になって確認します。
お口で不安になることがあればいつでもご相談ください。